クラウド型オフィス「WPS Cloud Pro」について、ワウテックの社員に10の質問を投げかける本企画、「中の人に聞いてみた」。今回はシリーズ第3弾として、【開発編】をお届けします。

インタビューに協力してくれたのは、プロダクト事業本部 開発推進部で部長を務める伍 陸さん(ウ・リク)。伍さんは、開発推進部の部長として、ワウテックの製品開発に全般的に携わる傍ら、WPS Cloud Proの開発チームと協業するための、ワウテック側の窓口業務も担当されています。

お客様からの技術的なお問い合わせにも対応され、WPS Cloud Proを熟知する伍さんに、WPS Cloud Proに関する10個の質問をしてみました。

Question List

  1. WPS Cloud Proとはどのような製品ですか?
  2. クラウドはセキュリティが心配なのですが……。
  3. WPS Cloud Proの特徴を教えてください
  4. カスタマイズはどれくらい可能ですか?
  5. お客様に活用していただきたい機能はありますか?
  6. 製品として「こだわりのポイント」はありますか?
  7. WPS Cloud Proの好きな機能は?
  8. 開発で苦労したことはありますか?
  9. どのような企業におすすめしたいですか?
  10. 開発チームとしての方針を聞かせてください

Q1. WPS Cloud Proとはどのような製品ですか?

A. オフィスソフトとクラウドストレージが一体となったソリューション

オフィスソフトとクラウドストレージが一体となった、法人向けクラウドソリューションです。

オフィスソフトとは、一般的な製品でいえば、マイクロソフト社が提供している、WordやExcelなどのオフィスアプリケーション群が使えるソリューションが該当します。報告書や表計算ファイル、プレゼン資料や外部に公開する何らかのペーパーなど、そういった「ドキュメント」と呼ばれるものを、作成・編集できるツールです。

クラウドストレージは、ファイルストレージをオンラインで使えるものになります。クラウドストレージは「箱」の役割を持っていて、その中に入れるものは、画像でも動画でも、どのようなファイルでも問題ありません。

WPS Cloud Proは、この2つが一体となったソリューションです。特徴としては、クラウドストレージ上でドキュメントを管理するときの、ユーザー体験が独特であることがいえるかと思います。

具体的には、クラウドストレージ上でドキュメントの管理や編集を行えるようになっています。

ファイルをローカル環境にダウンロードしなくても編集ができたり、アクセス制限のようにファイルに対して何らかの制限を加えることができたりと、クラウドストレージとのコラボレーションによって、ドキュメント管理の可能性が拡張されている点がポイントです。

そういった意味で、WPS Cloud Proは、「ドキュメントとの相性が非常によい」という特徴がある製品だと思います。

Q2. クラウドはセキュリティが心配なのですが……。

A. クラウドの安全性は上昇傾向。むしろ逆転現象が起きている

いま現在、クラウドとオンプレミスのセキュリティについては、非常にフェアな評価が可能な時代になっているのではないかと思います。「クラウド=セキュリティが弱い」といわれていた時代もありましたが、いまは逆転現象が起きていて、むしろクラウドのほうが昔に比べて安全性が上がっているんです。

例えば、オンプレミスの場合、故障のリスクはすべて自社で負わなくてはいけません。また、サービスのライセンス切れの管理や、脆弱性をみつけたときのアップデートなどにも対応する必要があります。加えて、サーバーの置き場所にも配慮が必要で、地盤の弱いところや火災が起きやすい場所は、被災のリスクがあるので注意しないといけません。

また、これらはディザスター(災害)としての要因ですが、セキュリティの面でも留意すべきポイントがあります。

悪意ある方面での技術は日々進化していますので、防御する側も、これに対応して日々進化していくことが求められます。これは、オンプレミスでも同様です。標的型攻撃などのセキュリティリスクから身を守っていかなくてはいけません。

クラウドの場合、防犯などの物理的なセキュリティリスクについては、資金力のあるベンダーが強力な対策を施した場所で厳重に管理を行っているので、比較的安全性が高いといえます。

日々進化する技術に対しても、クラウドサービスはさまざまな拡張をシームレスに実行することができ、常に柔軟なアップデートをかけられるので、脆弱性などのセキュリティリスクにも迅速に対応可能です。

とはいえ、もちろんオンプレミスにもセキュリティ上、優れている部分が多数あるので、一概にどちらのほうが絶対に安全とは言い切れません。

いまはそれぞれのバランスが取れている時代なので、コストやリスクに対する評価は非常にフェアな条件で行えるものかと思います。ですので、「クラウド=セキュリティが弱い」と一概に判断されず、具体的にどういったセキュリティリスクが懸念されるのか、一歩踏み込んで検討されてみるのがよいのではないかと思います。

A. ネット接続によるセキュリティリスクにはご安心を

WPS Cloud Proは、通信の暗号化はもちろん、データの保全性や可用性を含めた強固なセキュリティ対策を施してあります。ですので、インターネットに接続することによるセキュリティリスクについては、ぜひご安心いただいて問題ないかと考えています。

Q3. WPS Cloud Proの特徴を教えてください。

A. PDF編集機能を備えていること、機能が絞られていること

PDF編集機能を備えていることは、他社製品にない大きな特徴だと思います。意外と便利に感じていただける機能なのではないかと。

あとは、機能が絞られている点ですね。「引き算の美学」といいますか、製品の思想として必ずしも「機能が多いこと=よいこと」ではないと考えている部分があり、シンプルな機能構成で、ユーザーが迷いなく使えることを重視した製品となっているんです。

日常的なドキュメント管理や文書作成の業務において、必要十分と感じていただけるような、シンプルな機能構成を目指した製品設計となっています。

A. ドキュメントを企業の資産として管理できる

これは、関連製品であるWonder Cloud Worksの世界観とも繋がる部分なのですが、WPS Cloud Proは、「ドキュメントの資産化」を実現できるソリューションでもあります。

ドキュメントの資産化とは、日々作成される文書やデータファイルといったドキュメント類を、企業の資産として蓄え、活用していく考え方です。

例えば、クラウドストレージを使わずに、オフィスソフトのみを使っていた場合、そこで作られた個別のドキュメント類は、本人のローカル環境に保管されます。共有サーバーに保管する運用を敷いていれば、そこで全体に共有することができますが、そのためには本人の能動的な動きが必要です。

それが、WPS Cloud Proであれば、オフィスソフトとクラウドストレージが一体になっているので、「ただ使うだけ」で、そこで作られたドキュメント類を、会社の資産として保管・管理できる仕組みになっています。わざわざユーザーが共有サーバーに格納しにいく動きをしなくてもいいんです。

「いつのまにか」と感じられるほど、ユーザーが無意識のうちに、ドキュメントの資産化が実現できること、それがWPS Cloud Proの大きな特徴だと思います。

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